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まにまにあ!
読者に悲しみも喜びも見事に誘ってくれる:ハチミツとクローバー
2008年 03月 02日 (日) 17:19 | 編集
ハチミツとクローバー/羽海野チカ
CUTiEcomic→ヤングユー→コーラスにて連載。全10巻。

 先月発売した羽海野先生の最新作「3月のライオン」を「読んだこと無いけどハチクロの人か」と読んでみたら面白かったのでハチクロも読んでみよう、というポロロッカ現象が起きました。


 何よりもまず最初に言いたい・・・、






 山田さーーーん!!!!!大好きだーーー!!!!!!!

 特に序盤でハチクロを読み進める僕の原動力となったのが山田さんです。恋する乙女はいつ見ても素晴らしい。不憫な話ですが、上手くいかない恋愛にもどかしさを感じる彼女の一挙手一投足が非常に愛くるしい。こ・・・、コレが「胸キュン」ってヤツですか。チクショー、真山の野郎!!なんで山田さんの良さが分かってやれないんだーー!!!!読んでるときの心情は商店街3代目の会や合コンに参加した男達そのものでした。一途で不毛な彼女の姿が哀愁を誘っていただけに、後半のどうしたらいいのか迷ってる山田さんの姿はちょっと残念。野宮なら野宮でハッキリと結果を見せて欲しかった・・・、と思ったらコーラスの先月号で補完してくれていたようです。スピンオフは今後も続くようなので、何らかの形で単行本化して欲しいです。

 勿論他の登場人物も大好きです。「3月のライオン」でも感じましたが、羽海野先生の描くキャラ達は表情が、言動が、皆微笑ましい。読んでいて何ともハートウォーミングな気分にさせてくれます。この微笑ましさがギャグに迫をつけるし、キャラの思いにより耳を傾けたくなります。

 山田さんの次に好きなキャラが森田。ええもう教科書通りの天才キャラをしています。世界レベルでモノを成し遂げる才能、でも性格までもがあまりにも常人離れしている。物凄く「ササメケ」の曳山まつりと被っていてツボでした。そんな彼のようなタイプが、ヒロインに惚れて主人公のライバルとなる、という構図は偉く新鮮でした。個人的には、「それよりも山田さんを狙っちまえよ!お前なら文句無いのに!」と読んでる間ずっと思っていました。

 ラストは中々衝撃の展開。といっても急展開ではなくちゃんと下積みはあったのですが、上手くそこにスライドさせたなあ、と思いました。



 総合点数:83点
やっぱりギャグのハイテンションさで引っ張れる漫画は面白いです。3月のライオンが今後更に面白くなってくれると嬉しいです。

ハチミツとクローバー (1) (クイーンズコミックス―ヤングユー)ハチミツとクローバー (1) (クイーンズコミックス―ヤングユー)
(2002/08/19)
羽海野 チカ

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