2008年
01月
28日
(月)
18:56 |
編集
「少女ファイト/日本橋ヨヲコ」
イブニングにて隔号連載中。既刊3巻。
タイトルの語感、輪郭と影を重視してる絵(全部デジタルで描いた絵ですかね?)など、他の漫画とどこか違う独特な雰囲気に興味を惹かれました。バレーに対して様々なトラウマを抱えながらも、バレーを止められずに打ち込む少女の話。
イブニングにて隔号連載中。既刊3巻。
タイトルの語感、輪郭と影を重視してる絵(全部デジタルで描いた絵ですかね?)など、他の漫画とどこか違う独特な雰囲気に興味を惹かれました。バレーに対して様々なトラウマを抱えながらも、バレーを止められずに打ち込む少女の話。
そもそものこの作品を読んだきっかけは、イブニングの最新号を立ち読みしたらもやしもんの前がこれだったので気になっていただけに読んでみたのですが、主人公がバレーを「麻薬みたいなもの」と発言していたことに、曽田正人先生的な作品性を感じて単行本を購入するに至ったのです。
そしてその考え通り、この作品の魅力はやはり主人公・大石練の狂人的なまでのバレーに対する想いにありました。小学生時代、そしてプロローグ的な話でもある中学生時代でもバレーに打ち込み過ぎたがために傷ついたにも関わらず、異常なまでのバレーに対する姿勢は変えられずに続けていく姿はカッコイイ。実際のスポーツ選手でも、頂点まで登りつめる人というのはやはり多少の無茶を通してきた人達です。彼らを応援するのは感情移入ではなく憧れの精神。自分の立場に置き換えた場合出来ない、そんなの異常だと思う反面、危険を自ら冒す彼らの姿に惚れ込むのです。3巻までではまだまだ他校との試合もそこまで描かれていないので、今後練がどんな狂いっぷりを見せてくれるのかが楽しみです。練が所属する黒曜谷の監督・陣内の放った言葉、「生きている意味が全て噛みあうその瞬間」を如何にして表現するのか。
もう一人気になるのが、長谷川留弥子。容姿と実力からアイドル的な人気を誇り、普段も明るく人懐っこい性格でありながら、黒曜谷の1年生同士の試合で垣間見せた狂気の表情。良いですねー、このギャップが堪らない。何度でもギャップにやられますよ僕は!
そんな狂気のキャラがメインとなる中でもふんだんに挿入されているギャグは、読者が距離を置き過ぎないようになる良い緩和剤となっていると思います。個人的におススメは鏡子のボケに対する蜂谷のツッコミと三國兄のキャラ。特に三國兄。ヒロインに惚れる真っ直ぐバカなお坊ちゃまキャラって何だか懐かしい。特に誰、と名前が出る訳ではないんですが、真面目さが空回りしてる男キャラって最近居なかった気がします。それでいて中学MVPの実力の持ち主ですからね。バカキャラに慣れてきた頃に試合で大活躍するというギャップにまたやられるのですよ!
総合点数:78点
かなりの面白さを発揮してくれていますが、キャラの多さに対して進行が遅いのが気になります。作者の過去作が最高でも4巻と短く纏めているだけに、どこまでの期間で考えているのでしょうか。
![]() | 少女ファイト 1 (1) (イブニングKCDX) (2006/07/21) 日本橋 ヨヲコ 商品詳細を見る |

↑ブログランキング参加中。面白かったら押して下さると嬉しいです。
home
...







