2008年
05月
21日
(水)
22:08 |
編集
絶チルアニメ放送中の波に乗らんとする為か、「(有)椎名大百貨店」が発売されました。
「完成原稿」じゃないせいか今週の絶チルをお休みするほど忙しいせいか知らずですが「完成原稿速報・ブログ版」にて告知されていなかったので発売されているのを本屋で知りました。収録されているのは、「一番湯のカナタ」終了後から連載版「絶対可憐チルドレン」を開始するまでの間に描かれた読みきり作品4点合計7話。
「完成原稿」じゃないせいか今週の絶チルをお休みするほど忙しいせいか知らずですが「完成原稿速報・ブログ版」にて告知されていなかったので発売されているのを本屋で知りました。収録されているのは、「一番湯のカナタ」終了後から連載版「絶対可憐チルドレン」を開始するまでの間に描かれた読みきり作品4点合計7話。
椎名先生の作品といえば、様々なSF作品の流れを踏襲し、かつ踏襲している事をギャグにもしている事。当短編集でもしっかりその流れが見て取れます。当短編集の感想を書く事でどうしても伝えておきたい事が、

「空から降ってきた人間じゃない女のコ最高ッ!!」
です。コチラ、掲載作「パンドラ」の主人公・海老名君の発言。いやはや、全くその通りかと思われますw椎名先生テイストの非常に強いギャグと捉えて爆笑することも出来る一方で、〈あとがき〉で椎名先生が述べているように、カナタ終了頃から椎名先生が抱えていた悩み、葛藤に対する回答という事もあり中々深い発言と捉える事も出来ます。この頃の椎名先生は見ていてホント不安で、椎名先生のHPで先生のコメントを見始めたのが丁度この頃だっただけに、絶チルがアニメ化した今でも正直何か不安を引きずったままでいます。最近GS美神と絶チルを読んだ友人が「面白いじゃん」と言ってきても、「お、俺は椎名先生の信者だから面白いけど、そっちは何かの間違いじゃないの?」と聞き返してしまった始末w
しかし、パンドラを今回読んで(上で信者と言っておきながらこれらの読み切りを読めていなかった訳ですが)椎名先生が悩みながらもこういう風に答えを出していた事を知り、「やっぱり椎名先生の漫画って面白いね」と認識しました(自分勝手)。
問題の台詞ですが、海老名のように自分にとって都合の良い恋の素晴らしさを説いているだけでは無く、「空から人間じゃない女のコ」が降ってくる事で壮大な冒険の主人公になれるというオマケ付き。「空から降ってきた女のコ」というワードには、地球の命運を賭けた「鬼ごっこ」の際に地球代表に選ばれてしまったり、父が話していた空に浮かんだ謎の島を見つけられたり、様々な女の子とエッチな体験をしまくれたり等といった、無限の可能性を秘められているのです。自分も未だに夢見ずにはいられない漫画好きのステータスみたいなモノですね。
さて過去の作品を収録という事で、気になるのは現在の絵柄との違い。椎名先生の絵柄と言えば、絶チル7巻頃から意識的に変更されたので、この単行本に収録されている作品の絵柄は懐かしいものを感じます。

左が単行本に収録されている2003年頃に描かれた「TIME SLIPPING BEAUTY」の瞳。右が絶チル最新刊の瞳。右下のハイライトが強調されました。ヒロイン等のデフォルトの瞳の変化には気付きやすかったのですが、今回色々と見比べてみて気付いたのが、

このデフォルメの瞳が極端に減った事。絶チル最新刊ではその瞳をしているのはナオミが2回だけです(恐らく)。この瞳といえば、相手の迫力にビクついてキャラがヘタレた時にする椎名先生のお家芸の瞳だと思っていたのですが、それを減らして他の記号性を織り交ぜた結果出来上がった現在の椎名先生の絵柄は、34人のラムちゃん人気投票結果発表!!人気第1位は…!?(いけさんフロム)にて見事1位を獲得していました。しっかり変更した絵柄で成功を収めていますね。この瞳が減ったのは、絶チルが今までの椎名先生の連載作品よりシリアス度が高い事や、メインである皆本とチルドレンの関係が、力関係はチルドレン>皆本、なのに対して権力関係(年上、上司という意味で)は皆本>チルドレンであり、お互いが同等の関係を築いている為、というのもあるかもしれません。
椎名先生の読みきりはどれも完成度が高いですので、絶チルから入った新しい読者の方も是非読んでみて下さい。変化前の絵柄もまた素敵ですよ。コヨミが非常に可愛いです。

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「空から降ってきた人間じゃない女のコ最高ッ!!」
です。コチラ、掲載作「パンドラ」の主人公・海老名君の発言。いやはや、全くその通りかと思われますw椎名先生テイストの非常に強いギャグと捉えて爆笑することも出来る一方で、〈あとがき〉で椎名先生が述べているように、カナタ終了頃から椎名先生が抱えていた悩み、葛藤に対する回答という事もあり中々深い発言と捉える事も出来ます。この頃の椎名先生は見ていてホント不安で、椎名先生のHPで先生のコメントを見始めたのが丁度この頃だっただけに、絶チルがアニメ化した今でも正直何か不安を引きずったままでいます。最近GS美神と絶チルを読んだ友人が「面白いじゃん」と言ってきても、「お、俺は椎名先生の信者だから面白いけど、そっちは何かの間違いじゃないの?」と聞き返してしまった始末w
しかし、パンドラを今回読んで(上で信者と言っておきながらこれらの読み切りを読めていなかった訳ですが)椎名先生が悩みながらもこういう風に答えを出していた事を知り、「やっぱり椎名先生の漫画って面白いね」と認識しました(自分勝手)。
問題の台詞ですが、海老名のように自分にとって都合の良い恋の素晴らしさを説いているだけでは無く、「空から人間じゃない女のコ」が降ってくる事で壮大な冒険の主人公になれるというオマケ付き。「空から降ってきた女のコ」というワードには、地球の命運を賭けた「鬼ごっこ」の際に地球代表に選ばれてしまったり、父が話していた空に浮かんだ謎の島を見つけられたり、様々な女の子とエッチな体験をしまくれたり等といった、無限の可能性を秘められているのです。自分も未だに夢見ずにはいられない漫画好きのステータスみたいなモノですね。
さて過去の作品を収録という事で、気になるのは現在の絵柄との違い。椎名先生の絵柄と言えば、絶チル7巻頃から意識的に変更されたので、この単行本に収録されている作品の絵柄は懐かしいものを感じます。

左が単行本に収録されている2003年頃に描かれた「TIME SLIPPING BEAUTY」の瞳。右が絶チル最新刊の瞳。右下のハイライトが強調されました。ヒロイン等のデフォルトの瞳の変化には気付きやすかったのですが、今回色々と見比べてみて気付いたのが、

このデフォルメの瞳が極端に減った事。絶チル最新刊ではその瞳をしているのはナオミが2回だけです(恐らく)。この瞳といえば、相手の迫力にビクついてキャラがヘタレた時にする椎名先生のお家芸の瞳だと思っていたのですが、それを減らして他の記号性を織り交ぜた結果出来上がった現在の椎名先生の絵柄は、34人のラムちゃん人気投票結果発表!!人気第1位は…!?(いけさんフロム)にて見事1位を獲得していました。しっかり変更した絵柄で成功を収めていますね。この瞳が減ったのは、絶チルが今までの椎名先生の連載作品よりシリアス度が高い事や、メインである皆本とチルドレンの関係が、力関係はチルドレン>皆本、なのに対して権力関係(年上、上司という意味で)は皆本>チルドレンであり、お互いが同等の関係を築いている為、というのもあるかもしれません。
椎名先生の読みきりはどれも完成度が高いですので、絶チルから入った新しい読者の方も是非読んでみて下さい。変化前の絵柄もまた素敵ですよ。コヨミが非常に可愛いです。
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